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2010/12/07

Eric Benét/Lost In Time(2010)

最近の新譜はなかなか購買意欲をそそるようなものがなくて滅多に手を出さないんですが、これは即レジ行きでした。
あまりメジャー級のアーティストも取り上げる気も無かったんですけど、これは別格です!
二ヶ月ぐらい前にリークしてたシングルのSometimes I Cryを聴いた時から次回作はやばいと確信してたんですけど、これほどまでとは・・・。
正に今のR&Bシーンに活を入れるような、70-80年代を意識したサウンドでR&Bリスナーのみならずソウルファンにも満足できる内容になってます。
ほとんでの曲が数々の名曲を共に生み出してきたGeorge Nash Jr.との共作です!
ストリングスが織り成すクラシカルなサウンドに極甘な詩をのせた#1。この曲はつい先日婚約を発表した元プリンスの妻でもある彼女のために書いた曲だそうでプロポーズの際にうたったんだとか。いやあなんて男だ(笑)
#2は完全に70's Soulへのオマージュ。Ceryl LynnのGot To Be Realを彷彿とさせるようなディスコのダンスナンバー。Faith EvansをFeatureさせ、Georgy Porgyを思い起こさせるところもエグイ。
シングルの#3は天にも昇らんばかりのファルセットで、正に表題の様に泣くようにして、ソウルフルに歌い上げます。こんな気持ちの良いファルセッターが現行シーンに他にいるんですかね。
#4はフリューゲルホルンが心地よすぎる!ハープの使い方も素ん晴らしい、夢心地な一曲。
#5はEricのテナーとLevertパパのバリトンの両極が楽しめる。パーカッションなんかも入っちゃってこのアルバム生音の宝庫でもありますよ。#7では様々な楽器が入れ替わり立ち代りして、インストとしても最高!
ゆったりとしたグルーヴに愛娘Indiaをfeatureした#8。声がすごい大人っぽくなりました・・・。
#9は自身のヒット曲You're The Only OneをSamplingした終始高音で歌い上げる、なんとも切ない一曲。時代を感じさせるモロ70s音使いアップの#10。哀愁引き立たせる壮麗なストリングスが最後にふさわしい#11。これは文句無しの今年NO.1アルバム!
Neo Soulといえば去年カムバックしたMaxwellも一年間音楽活動休止を休止して、またニューアルバムを出すようなので期待大。。


2 件のコメント:

  1. 通りがかりで貴殿HP見つけましたので、足跡を残しますね。 学生さんなのかな? それであれば尚更うれしいですね。
    先日Youtubeを見ていたら彼を、偶然に・・・。
    それも、私と同い年。 いや〜痺れました。 
    早速TowerRecordに行ってこれを買ってきましたよ。
    また寄させて貰いますね。

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  2. 返事遅れました!!!申し訳ありません!!この盤は彼のキャリアの中でも特別なモノとなると思います。また来てください!同い年とはぜひお会いしたい笑(まわりにソウル好き0なんで)KENさんのブログが表示できません!違う形で再度URL載せてもらえるとうれしいです!

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